映画は時代を映し出す鏡。時々の社会問題や教育課題がリアルに描かれた映画を観ると、思わず考え込み、共感し、胸を打たれてしまいます。ここでは、そうした上質で旬な映画をピックアップし、作品のテーマに迫っていきます。今回は、緑色の肌を持つエルファバと美しく人気者のグリンダ――正反対の少女たちの友情と成長を描く『ウィキッド ふたりの魔女』をご紹介します。
今期も引き続き連載することとなりました。教育つれづれ日誌でご縁があり、お世話になりました全ての皆様に感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
改めまして自己紹介させてください。日本にある米国の国立学校で勤務している、小学校教師です。外国人に日本語を「教える」という仕事に従事して25年目になります。勤務する小学校では15年目を迎えました。
現在「教える」という仕事を連ねながら日米の大学院で「学ぶ」という学業も再開し、2020年から二足の草鞋で励んでいます。今年はアメリカの大学院教育学修士課程を一足先に卒業できそうです。
こちらでは自身が感じた日米の教育の違い、面白さ、難しさ等を呟いていきます、どうぞよろしくお願いいたします。
教卓の前に立つ授業者は,つねに空間全体を見渡す広い視野をもちます。オーケストラでタクトを振る指揮者のように、全員の子を身の内に入れる感覚です。
一方でティームティーチングのT2教師(サポートする教師),あるいは支援員の立場はあくまで補佐役。横や後ろから子どもを見て,授業を援助する仕事をしますから,子どもとの人間関係のつくり方も授業者と大きく異なります。だからこそ「見える」ものがあることを,経験した友人が教えてくれました。
算数を研究して18年間。様々なテーマで研究をしてきましたが、学校教育で算数を学ぶ意義は何なのかは、私なりの大きなテーマでした。これまでの研究を通しての私の見解を10個に整理し、ここに実際の算数指導とともに紹介させていただきます。
第1回は「日常生活で活用するため」です。
「愉しい」授業は、どのように創ればよいでしょう?と問われたら、どのように応えますか。
人それぞれ異なるでしょうけれど。新年度がスタートして1週間。
どんな授業開きをしましたか?
どんな学級づくりを子どもたちと話し合っていますか?
子どもが愉しい授業を具体で考えられるようにしたいですよね。
具体をイメージするには?
第1回では、問題解決型学習との違いや歴史、育成できる力などについて紹介しました。第2回では、実践事例を紹介します。
おとぎ話でいつも悪者にされるおおかみが、「おいおいまちなって!おばあちゃんまるのみなんてむりだろ。ほんとうはどうだったのか、けんしょうをはじめよう。」と異議申し立てをします。
「3びきの子ぶた」、「シンデレラ」、「ヘンゼルとグレーテル」、「ジャックと豆の木」、「えんどう豆の上のおひめさま」、「赤ずきん」―この6つのおとぎ話を科学的に証明しようとすると、さあどうなるでしょうか。
読み聞かせで、子どもたちが大爆笑する科学絵本です。
現行の学習指導要領になって、小学校は6年目、中学校は5年目、高等学校は4年目を迎え、皆様の学校の授業でも目に見えて、教員による講義の時間が減り、児童生徒が課題に対して主体的に学ぶ「アクティブ・ラーニング」の時間が増えてきたのではないでしょうか。「アクティブ・ラーニング」の手法には、ピア・インストラクション法、ジグソー法、マイクロ・ディベートなどがありますが、今回はその代表的な手法であるプロジェクト学習(PBL)を取り上げます。
教員生活が長くなり、会議などでもたくさん意見を言うようになりました。
その中で、昨年1年を振り返り、自分の発信したことが相手に届いているのだろうかとふと疑問に思うようになりました。
「教材と語りはセット」です。
フープを使った多様な遊び方(回し40種、転がし、鬼ごっこ、送り、キック)を紹介します。
どこで,どのように褒めるか?
発達段階に応じた目標設定と評価方法も解説します。
私、アグネス・チャンがこれまで学んだ教育学の知識や子育ての経験をもとに、学校や家庭教育の悩みについて考える連載エッセイ。子どもが負けたらかわいそうだなと思って、わざと手加減していませんか。今回は「子どもに"勝たせる"はやめよう。本気の遊びが育てる、負けに強い子」をテーマに考えました。
「小学生グループプレゼンテーション大会」(NPO法人ロジニケーション・ジャパン)でも2年連続優勝している京都聖母学院小学校。前編では、2025年2月25日に行われた授業(はがき新聞制作・プレゼンテーション)の様子を紹介した。後編では、清水 生恵教諭に学校全体のプレゼンテーション力育成の取組や学級力向上プロジェクトに関する取組などについてお話を伺う。
取材先は京都聖母学院小学校。同校では「自ら学び、自ら考える子どもを育てる」ことを目的に、プレゼンテーション技能の育成を重点的に研究し、段階的な教育を行っている。その一環として「はがき新聞」の制作を1年生から取り入れている。
前編では、2025年2月25日に行われた授業(はがき新聞制作・プレゼンテーション)をリポートする。プレゼンテーションは発表者のみならずオーディエンス(聞き手)も重要な役割を担うと理解している児童たちが、活発なやり取りを経て思考を深めていく姿が印象的だった。
「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!」シリーズ第22弾の新刊です。マンガと図解で幅広い分野の科学を学べます。
※すべての漢字にふりがな付き。
※対象年齢:小学校中~高学年。